初節句のお祝いをあげないのはNG？お祝い金の相場や誰が贈るもの？

桃の節句や端午の節句など、子どもが生まれて始めて迎える初節句は、親や親族などにしてみてれば喜ばしいこと。

ですが、初節句のお祝いごとになると、お祝い金を渡したり、食事会したり、いろいろ祝いをしないといけないような感じになりますが、やっぱり初節句ってお祝いをあげないといけないのでしょうか？

 

初節句のルールとかあるの？

初節句とは、赤ちゃんが生まれて初めて迎える節句のこと。
男の子であれば、5月5日の端午の節句、女の子なら3月3日の桃の節句にお祝いするのが慣習みたいになっていますよね。

これには、子どもの健やかな成長を願う意味が込められているので、喜ばわしい祝いとしても定着しているような気がします。

初節句は男の子と女の子で違いはある？

男の子の初節句では、鯉のぼりや兜、武者人形などを飾り、女の子の初節句では、雛人形や桃の花を飾り、子どもの誕生、そしてこれからの成長を願うものですよね。

男の子と女の子とでは、飾るものがまず違いますし、そのときに食べるものも違ったりします。

例えば、女の子のひな祭りになると、ひなあられやちらし寿司なんていのが一般的。男の子であれば、こどもの日にやることがほとんどだと思いますが、その時には、ちまきや柏餅なんかを食べる風習があったり。

 

初節句のお祝い金の相場はいくら？

初節句のお祝いごとをする！ってなると、やはりそのお祝いに参加とかするときには、お祝い金とかお祝いの品などを用意して渡すという流れがあったりします。

そこで気になるのは、初節句のお祝い金って相場はいくらくらいなの？ってことじゃないでしょうか？

子育て雑誌とかの特集とかみると、お祝い金の金額は関係性によって違いがあって、

祖父母：10,000円～50,000円

親戚：5,000円～10,000円

友人・知人：3,000円～5,000円

といった感じらしいです。

 

ご祝儀以外のプレゼントはあり？

ただ、親族といってもお祝い金をあげない代わりに、ベビー服、おもちゃ、絵本などをプレゼントするという方もいます。

お祝い金じゃないとダメということはないのでしょうし、初節句に関連した飾り物（例えば、名前入りの記念品）を贈るのも人気みたいです。

 

初節句のお祝いは誰がするもの？

初節句のお祝いごとって、だれが企画というか旗振りするんでしょう？

初節句を迎える子どもの親が、初節句のお祝いしま～す！みたいな感じなのか？それとも祖父母なり親族が主体になるんでしょうか？

 

基本的にお祝いする人・しない人の違いある？

初節句のお祝いをするのは主に両親ですが、祖父母や親戚が関わることも多いみたいです。
友人からという場合もあったりはするんでしょうが、基本的には身内中心の行事になりますよね。

 

親が主体？祖父母が主導？

これって、けっこう面倒だったりします。

仲の良い家族であれば、そういったことで問題になることはないんでしょうけど、親子仲が上手くいっていない、ぎくしゃくしているとかってときは、親が主体で祖父母、兄弟などを招いたりすると、やり方や案内の仕方などによっては、問題が起こったりすることもあります。

以前は、祖父母らが主導してお祝いすることもありましたが、押し付けがましい感じになってしまうこともあったりで、現在では家庭ごとに判断するのが一般的になってるみたいです。

 

初節句のお祝いをしない、お祝い金をあげないのはNG？

初節句でお祝いを渡すのってしないとダメなんでしょうかね？
出産祝いを渡しているから、初節句までお祝い金はあげないでもいいのでは？という気持ちにもなりますよね。

 

地域や家庭による違いはある？

初節句の風習は地域によって異なるので、お祝い金やお祝いの品をあげないという地域もあるようです。

一部の地域では盛大に祝う習慣がある地域もあったりするのですが、最近は、そういった風習も徐々になくなってきていて、簡素に済ませることが増えているとか。

なので、お祝いをしないことが必ずしもNGというわけではないみたいですよ。

 

 

初節句のお祝いをするかしないかは家庭ごとの判断ですが、重要なのは「子どもの成長を祝う気持ち」です。

お祝い金やプレゼントを用意しない場合でも、心を込めた形でお祝いする方法はいろいろあります。
大切なのは、家族で温かく節目を迎えることでしょうからね。