母の日にプレゼントあげたくないし、何かしないといけないの?
毎年5月の連休が終わるころには、世の中が「母の日」ムードになってきますよね。 カーネーション、ギフト特集、感謝のメッセージ……。
でもぶっちゃけ
「母の日、正直何もしたくない」
「プレゼントなんてあげたくない」
「何かしないといけないって、本当に必要?」
なんて思ったりしたことないですか?
目次
母の日に何かしないといけないの?
母の日って雰囲気的にプレゼントを上げたりしないといけないような雰囲気ありますよね。
でも、もともと母の日は、アメリカでアンナ・ジャービスという女性が、亡き母を追悼するために始めた運動が起源らしいですよね。
その影響などから、「お母さんに感謝する日」と広がったそうで、あくまで「感謝の気持ちを表す機会」にすぎないそうですよ。
なので、
- プレゼントをあげる
- 外食に連れていく
- 高価なギフトを贈る ……
といったことは、必ずしも「やらなきゃいけない」ものではないという意見も多いようですよ。
広告やSNSによって「やるのが普通」と思わされているだけで、母の日に何もしたくないと感じるのは、何もおかしなことではないって人もたくさんいるようです。
母の日にプレゼントをあげたくない
「母の日にプレゼントをあげたくない」という人ってどのくらいいるんでしょうね。
人によって理由はさまざまでしょうけど、母の日だからってプレゼントをあげないというのは、別におかしいことでもないと思うんです。
本心から感謝できないから
だって、母親との関係が、決して良好ではなかった場合、「感謝をしなきゃいけない」という空気そのものが苦しく感じますよね。
たとえば、
- 幼少期に厳しく支配された
- 傷つく言葉をかけられ続けた
- いまだに距離を取っている
などなどのケースでは、「母の日だから感謝を」とか、母の日ってイベント自体がつらく感じる可能性だってありますよね。
お金や労力の負担を感じるから
これもけっこうありますよね。
社会人になったばかりだったり、生活に余裕がなかったりすると、母の日の出費さえ重荷になります。
さらに、ギフト選びや手配の手間も大変。 毎年毎年「今年は何をあげよう…」と頭を悩ませること自体がストレスになりますよね。
母親からの「当然」という態度に違和感があるから
「母の日には何かしてくれるよね」
「プレゼントまだ?」
そんな態度を取られると、「なんでこちらが当然みたいに感謝を強要されるんだろう」と嫌な気持ちになるもの。
感謝や贈り物は、本来「自発的なもの」であって、強制されるものではないはずです。
「母の日に何もしない」はいけないことじゃない!
母の日に何もしない選択は、”あり”という意見はけっして少なくありません。
母の日に何もしない、何もあげない!からといって誰かに責められる筋合いはありません。
あなたの人生はあなたのもの。
感謝したい気持ちが自然に湧き上がるならすればいいし、そうでなければ無理に形だけ整える必要なんてないのです。
「何もしない」と決めるときは
ただし、「母の日に何もしない」と決めるときに、ちょっとだけ気をつけたいこともあります。
たとえば、「母の日?何もしてあげないからね!」とわざわざ伝える必要はありません。 宣言してしまうと、無駄に摩擦やトラブルを生みやすいからです。
何もしないなら、ただ静かに、何もしないだけで十分。 サイレント対応でOKです。
無理をしない。
でも、未来の自分が「後悔しないかな?」とだけ、ちょっと考える。
このバランスがすごく大事です。
母の日はなんのため?
「母の日にプレゼントあげたくない」
「母の日に何もしないって悪いことなの?」
人それぞれの事情がありますから、そんなふうに悩むことは人間としておかしい!なんてことはないと思います。
だって、母の日は”絶対に何かしなきゃいけない日”ではありません。
- 感謝したいならすればいい。
- 何もしたくないなら、しなくていい。
- 義務感じゃなく、自分の本心を大事にする。
感謝ってことであれば、何も母の日だけじゃなくていいわけですしね。ただ、母の日というイベントをうまく利用していろんな関係を見直したいってことであれば、それもまたいいことなんだと思います。
世間の空気に流されすぎず、自分の心に正直に。
今年の母の日は、そんなふうに過ごしてみてもいいかもしれません。