端午の節句に名前旗は飾らないとダメ?災いがあるとか?どこで買えばいいとか
お子さんの初節句が近づいてくると楽しみでもあるのですが、端午の節句であれば兜とか鎧とか買って飾らないといけないんじゃないか?って悩みも。
最近は名前旗なんてのも飾るのが一般的みたいなんですが、「名前旗って飾らないとダメ?」「飾らないと災いが起きるとかあるの?」、「そもそも名前旗って何?なんのために飾るの?」って思ったり。
義父母などから、名前旗は必要!なんていわれると面倒な気もするけど、余計なものは飾りたくないってこともありますよね。
目次
名前旗とは?なんのために飾る?
名前旗(なまえばた)とは、主に子どもの誕生祝いや初節句の際に飾られる旗のことです。
旗には、
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子どもの名前
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生年月日
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願いの言葉(例:健やかに育ちますように)
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家紋や干支モチーフ
などが刺繍されたりしてるんですが、これって本当に飾る必要あるんでしょうかね。
飾るシーンはこんなとき
名前旗って、一般に
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初節句(特に男の子の端午の節句)
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お宮参りやお食い初め
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誕生祝いの記念品として
などに飾るものみたいなんですが、種類もいっぱいあるし、価格もいろいろ。
それにしてもなんのために飾るんでしょう?
名前旗を飾る一番の理由は、お子さんの無事な誕生を祝い、健やかな成長を願うためということらしいです。
昔から、名前を世の中に示すことは「この子は守られている存在ですよ」と周囲に知らせる魔除けの意味合いがあったんだそうですよ。
また、端午の節句や桃の節句は、もともと子どもの無病息災を願う行事らしいので、その節目に、名前旗を通じて「この子が元気に育ってほしい」という気持ちを形にして伝えることが風習として根付いたとか。
飾らないと災いがあるみたいなことってあるの?
結論からいうと、「名前旗を飾らないと災いがある」という明確な言い伝えはないようです。ただし、地域やご家庭によっては「節句の飾りは先祖や神様への感謝と報告の場」という認識を持つところもあるとか。
そのため、「飾らないと縁起が悪い」と考える人もいらっしゃるみたいですね。
まぁ、あくまで文化的・精神的な背景によるようなので、「名前旗を絶対に飾らなければならない」といった風習ではないようなので、名前旗飾らないのも特に問題はなさそうですね。
名前旗は必要?無理して用意しなくてもいい?
名前旗はあくまでも「気持ちを込めたお祝いの一つ」です。必ずしも用意しなければならないわけではないのですが、やっぱり、祖父母が節句のお祝いとして贈ってくれた!とか、古い考えや見栄などで飾りつけを押し付けてくるってこともあったりしますよね。
そういうときは、今は、コンパクトな卓上タイプやモダンなデザインのものも増えてますし、価格もリーズナブルなモノなどもあるので、そういったものを飾るなど精神的にも経済的にも負担にならない程度の飾るのもいいかもしれません。
名前旗はどこで買える?安い名前旗はダメ?
名前旗は全国の人形店や節句専門店で売ってますし、楽天市場やAmazonなどのオンラインショップであれば、リーズナブルなものから豪華なものまでいろいろ揃っているので自分たちの都合に合わせて選んで購入できます。以下に主な購入先と特徴を紹介します。
安い名前旗でも問題ないの?
こういう祝いモノ関係だと、値段があまりに安いとよくないんじゃないか?って心配する方もいるかもしれませんが、ぶっちゃけ、問題ありません!
名前旗の価格帯は、1,000円台~30,000円以上とピンキリなんですよね。
重要なのは「誰のために、どんな思いで飾るか」。安価なものでも、丁寧に作られていて気に入ったデザインであれば、全く問題ない。
高価な名前旗が悪いわけではありませんが、無理をして用意するよりも「今の家族に合った選び方」が一番大切です。
名前旗は「気持ち」で飾るもの。無理せず家族に合った選択を
名前旗は、「飾らないと災いがある」といった怖い言い伝えがあるわけではなく、むしろお祝いの気持ちを形にしたアイテムです。
節句の風習として取り入れるもよし、自分たちのペースで取り入れるもよし。大切なのは「どうすれば心がこもった行事になるか」という視点です。
家族で相談しながら、「これなら私たちらしいね」と思えるスタイルを見つけてみてくださいね。